ONiT活用のメリット

企業担当者の皆様

日本語を話す能力を測定する

一般的に日本語能力を測定するには多くの試験が使われていますが、運用能力であるスピーキング力を測る試験はまだ少ない状況です。
ONiTはスピーキング力、とりわけビジネス場面における「話す力」に焦点を当てた試験となっています。
右の以下の表は、日本で最も受験者数の多いJLPT取得者によるONiTの受験結果の比較です。

ONiT点数 JLPT N1合格者 JLPT N2合格者
275
250
225
200
175
150
125
100
75
0
POINT

受験者のJLPTのレベルとONiTの点数は緩やかに相関しており、JLPTのN1合格者は総じてONiTにおいてもN2合格者よりも高い点数を取っていることが見て取れます。
注目すべき点は、同じJLPT(N1/N2)合格者であっても、ONiTでの点数には大きなばらつきが見られることです。
筆記試験とは異なり、受験者の「話す」力をONiTでは正確に把握することができます。
さらに評価レポートでは、受験者の得手不得手が確認できるほか、どのような業務に対応可能かをCEFR*との比較と合わせて確認ができます。

日本語を「話す」力を把握する

採用のための評価ツール

  • 面談で把握しきれない日本語能力の判断基準に
  • 採用活動の効率化に

人事考課・能力開発ツール

  • プロパー人材の見極めに
  • 苦手分野にフォーカスした無駄のない研修のために

日本語運用能力把握ツール

  • 得手/不得手の把握に
  • 社内コミュニケーショントラブルの回避のために

受験者の皆様

日本語スピーキング力の証明

ビジネス場面における日本語スピーキング力を客観的に証明でき、就職やキャリアアップに役立てていただくことができます。

  • 日本企業への就職を考えている留学生の方々
  • 母国や海外で日本語を使った仕事に就くことを考えている外国人の方々
  • 帰国子女などで、日本語能力を証明する必要がある日本人の方々
  • 日本企業にすでに勤務中の外国人の方々
POINT

日本語スピーキング能力を証明することが可能です。
ONiTの評価結果を利用することで、業務を行う上での自分の日本語の問題点を知り、弱点をカバーすることができます。

学校・教育関係者の皆様

学習者の就職支援に

学習者の弱点強化や就職支援などに活用することで、学生の就職・面接対策にも役立てていただけます。

試験には様々な波及効果があり、スピーキング試験を実施することにより、学習者のスピーキング力を伸ばす効果が期待できます。
研修会社(A社)が研修前後の実力試験としてONiTを実施した結果、8ヶ月間(週1回、1回1時間)という非常に少ない研修時間でもレベルアップを図ることができた事例があります。
このようにONiTは、ビジネス日本語教育のカリキュラム・研修における効果測定にもお役立ていただけます。

ビジネス日本語授業への応用

  • タスクベースのテストですので、授業への応用が可能です
  • ビジネス系クラス、学科等でのスピーキング能力評価

留学生の就職支援

  • 学生のビジネス日本語スピーキング力を、企業に対して証明できます